ペットフードの安全性、4割が不安

asahi.com:ペットフードの安全性、4割が不安 国民意識調査 – 暮らしペットフードの安全性について、約4割の人が不安を感じていることが環境、農林水産両省が実施した国民意識調査でわかった。米国でメラミンを含む中国産原料を使ったペットフードを食べた犬や猫が多数死んだ事件などの影響が大きいとみられる。規制のあり方を検討する両省の研究会で6日、報告された。

調査は10月、ペットを飼っている1351世帯と飼っていない1649世帯を無作為抽出し、計3000世帯にネットを利用し回答してもらった。

約4割の人が市販ペットフードの安全性に不安を持ち、食品と同様か一般の商品以上の安全の確保を進めるべきだと8割以上が答えた。

ペットの健康被害を防ぐには、メーカーによる原材料の安全確認が重要と考える人が最も多く、安全確保には法的規制より企業の自主規制を中心に対応すべきだとの回答がやや上回った。

また、犬を飼っている人で7割、猫の飼い主で8割程度が、市販のペットフードだけを与えていると答えた。購入する際に注意している表示内容は、原材料、添加物、原産国を挙げる人が特に多く、価格より安全性を重視するとしていた。