ほんとにサヨナラ、手長エビのテナガー
ここ数日、夜になるとテナガー(手長エビ)のしっぽが赤く輝くことがあった。
テナガーベイベーがいゆから?
どーも違ったみたい。今日、子持ちテナガーさんも川に帰ったよ。
てながーがいなくなっちゃいまちた。さみちくなりまちたね。
我が家に来てから子持ちになった手長エビさんだけは、なんとか面倒みたいと思っていましたが、そんなことができるなんて考えていたこと自体がわたしたちの思い上がりだったようです。
小さなテナガーたちが息絶えてしまったあと、こもちテナガーは頑張ってくれていました。
でも、夜になると、ほんとに目に見えて赤い尻尾になったりしていたのです。それがなにを意味するのか最初わかりませんでした。ししたろが得た情報によるとそれは「エビが弱っている」ということのサインだったようです。
朝になると色味は普通になっているので数日を過ごしてしまいました。
が、今日小さなテナガーたちがそうだったように、身体を横たえている子持ちテナガーが水槽にいました。
まだ生きています。最後の望みをかけて、江戸川に帰すことにしました。
30度を軽く越えたお昼過ぎ、出かけることにしました。うちの水槽にいるより、早く川へと思ったからです。
川の水の中に入ってもあまり元気のないテナガー。水の中でじっとしています。
そこにジェットボートがやってきました。カヌーに乗っていてもその波に対処しないと危ないくらいの波が立つボートの往来です。テナガー、大丈夫?と目をこらして川の中を見ていると、さっきまでくた~となっていた子持ちテナガーが、ふと我に返ったように必死な動きを始めたようです。
波に持っていかれないように…
自分の居場所を自分で決めるように…
必死で体勢を整えていました。
もう大丈夫ね。波にもてあそばれたけれど、それがテナガーにとっては命拾いのきっかけになったみたいです。
一緒の時間をありがとう。
これからも元気でたくましくがんばってね。
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